瀬戸内海の本島に行ってきました
ゴールデンウイークの4日に瀬戸内海の本島に行ってきました。本島は、塩飽諸島の中心で昔から海運業で栄えた島です。当時の繁栄を伝える伝統的建造物保存地区の町並みが笠島に残っています。瀬戸大橋も近く、丸亀港からフェリーが出ています。
祖父の出身が本島で、島に残る家をセルフリノベーションしようかと思うので、現地調査に行ってきました。当日は珍しく強風の日で、穏やかな瀬戸内海には珍しく海面に白波が立っていたので、小さな連絡船で渡るのにドキドキしました。
連休ということもあるのか、連絡船は島へ渡る人で満員です。船を下りたらレンタサイクルを借りる人が多かったので、観光に来ているようです。数年前までは、島に来るのは海水浴の季節ぐらいで、その他の季節は誰も訪れることがなかったので、時代が少しずつ変化しているのが感じられます。瀬戸内国際芸術祭の効果も大きいようです。
今回は、セルフリノベーションの調査なので、島の家に直行して、現地を図って改修案の図面を作成しました。島はとても静かで、ゆっくりものを考えるのにすごくいい環境です。デザインなどの仕事についている方には絶好の作業環境なのではないでしょうか。下図はできていたので、一日でおよその案を作って帰りました。
この日は、高松から知り合いの大学生の親子が来てくださり、お互い島を元気にしたいと思っているので、いろんな意見交換やアイデア出しを行いました。お昼は素麺を作って食べたのですが、島で食べる素麺は格別です。船で20分ほどで渡っただけで、別世界のように感じられるのが島のいいところですね。
DIY中心のセルフリノベーションで、夏くらいまでに家をきれいにして、瀬戸内国際芸術祭の秋会期には、島を訪れる多くの人に宿泊してもらえるようにしたいと思っています。airbnbを利用した民泊ですね。またこのブログでも経過を報告するので、楽しみにしてください。
<本島の情報はこちら:せとうち島手帖> http://setouchikurashi.jp/island/info/hon/
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