詩仙堂(京都)に行ってきました
先日、京都の詩仙堂に行ってきました。京都で大学生活を送った人の何人かに「詩仙堂はすごくいいよ。学生時代に静かに庭を見ながら一日のんびりしたなあ」と聞いていたので、いつか行きたいと思っていたのですが、やっと実現しました。
江戸時代の初めに石川丈山により開山。丈山さんは、徳川家康の譜代の家臣で、家康の覚えもめでたい有能な武士だったようですが、大阪夏の陣で、迷った末、家康が禁じた一番槍の功を急いだため叱責され、蟄居し、紆余曲折を経て詩仙堂を開きました。
丈山は文武両道の才があり、漢詩や書、茶道、作庭などに活躍しました。文化人とも多く交流を持ち後生に名を残したので、人生で何か災いし何が幸いか分からないですね。
お庭には、各季節ごとの花が咲くように計画され、訪れた際にはちょうど紫陽花(アジサイ)が咲いていました。5月にはツツジがきれいだそうです。京都でも少し遠い修学院の辺りなので、訪れる人もやや少なく、静かに庭を眺めたい際にはおすすめです。
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