エコハウス研究会の全国大会に参加しました
12月7日に東京国際フォーラムで開催された、エコハウス研究会の全国大会に参加してきました。最初に丸谷先生から1年間の活動の成果を踏まえた「そらどまの家」の改良バージョンの発表や大学の研究室での測定結果等の発表があり、午後からは、実践例の発表がありました。
「そらどまの家」は、OMソーラーを簡略化した太陽熱エネルギーの利用と、伝統的な民家に学び外壁を呼吸する壁にした構造、それから快適な輻射冷暖房を活用したエコハウスです。断片的で数値的な性能を追い求めるのではなく、民家のような総合的なエコ性能と快適性を現代でも追求していこうという取り組みです。現代の技術は専門別に分化してしまって、構造の専門家はは構造だけ、断熱の専門家は断熱だけしか考えられず、トータルで判断できる人が誰もいない状況となっています。もう一度全体をきちんと捉えて判断しながら長く住み続けられる住まいを実現する動きなので、しっかり勉強して実践していきたいと思います。
会場の外には、エコ建材の企業のブースもあり勉強になりました。岡山からも、採光ブラインドの「あかりカンパニー」の方と「西粟倉村・森の学校」の方が来られていました。
大会の後には、皇居のお堀端のきれいな会場で懇親会もあり、津軽三味線を聞きながら、エコハウスマイスター養成講座の同級生と話したり、交流を深めました。
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