冬の大山
先日、仕事で山陰に行ってきました。山陰の名峰といえば、大山ですよね。今回は、先日の寒波の後の晴れ間だったので、大山がきれいに見えました。岡山から伯備線で米子に向かうと、山並みの向こうに大山の北壁が見えてきます。
大山は日本百名山にも選ばれている中国地方で一番高い山で、標高は1,729mです。火山として形成され、富士山と同じような山形から「伯耆富士」と呼ばれて親しまれています。特急やくもが進んで平野部に出ると、雪に覆われたきれいな山容が見えてきます。
隠岐諸島に向かうフェリーに乗ると、海の向こうに大きくそびえる様子が一望できます。本当に富士山によく似ていて「伯耆富士」の名は伊達ではありません。
大山は昔から山岳信仰の対象で、奈良時代から修験道の修行の場が設けられてきました。霊峰大山といいますが、本当に神々しく、神さまがいるように感じられました。
こちらは、隠岐諸島から本土に帰る際の船から見た大山。水墨画のようできれいですね。これから、隠岐諸島には一年間通うことになるので、四季の移り変わりを見るのも楽しみです。
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