瀬戸内海の絶景ホテル ベラビスタ (尾道)
少し掲載が遅くなりましたが、瀬戸内海が見渡せる絶景ホテル、ホテルベラビスタ(尾道)を訪れました。ミシュランガイドで4つ星がついた、中国地方で一番人気のラグジュアリーホテルとのこと。 エントランス前には石組みのサインがあり、期待が高まります。ロビーを入るとシックなフローリング張りでリゾートのような雰囲気。スタッフの方の対応も丁寧で好印象です。
エントランス脇の待合いスペースも日本庭園に面していて、ゆったりくつろげます。欧米系のリゾートホテルはゆったりできるものが多いですが、日本にある高級ホテルでこういう雰囲気を醸し出せるのは少ないですね。日本でこういうくつろぎを実現しているのは温泉旅館ぐらいでしょうか。
ロビーをまっすぐ進むと瀬戸内海が一望できるラウンジスペースへ。思わず声を上げてしまいそうです。
テラスの水面と瀬戸内海がつながって、とてもきれいです。建築関係者は、ルイス・カーン設計のソーク研究所(カリフォルニア)を思い浮かべるかもしれません。
テラスは日除けのあるソファもあって、海を眺めながらゆったりできる雰囲気です。
室内には、ゆったり過ごせるカフェもあるので、日差しが気になる方はこちらの方がおすすめです。
ロビーから日本庭園を眺めながら落ち着いた廊下を進むと和食のお店へ。
今回は利用しませんでしたが、和食のレストランも雰囲気がよさそうです。
ロビーから階段で2階へ向かいます。間接照明も工夫されていていい雰囲気ですね。 2階にはブライダル関係のスペースが広がっています。瀬戸内海を一望できる結婚式も素敵かもしれません。
ゆったりした空間で、ゆったりとした時間が過ごせそうです。
客室階の廊下はこんな雰囲気です。今回は、見学と食事のみで宿泊はしなかったので、客室の写真は公式ホームページをご覧ください。
http://www.bella-vista.jp/room.html
テラスから歩いてブリッジを渡って、別棟のレストランへ向かいます。
木の壁に囲まれた迷路を抜けていく感覚で、期待が高まります。振り返ると、海が切り取られて絵画を見ているようです。
視界が開けると、オーシャンビューのレストラン棟へ。迷路を通ってきた分、新鮮な驚きがあります。 別棟はチャペルと合わせて建築家の中村拓志さんの設計。海外の高級リゾートを思わせるくつろぎを実現しています。向こうに見えるベラビスタ本館は、もともと福山の常石造船のゲストハウスとのこと。海外から大事なお客様をお迎えするゲストハウスを改装してホテルとして公開しているんですね。
海を見ながらデッキチェアでゆっくりくつろげます。プールと海がつながって、まるで海辺にいるような感覚です。
プールの向こうには二重らせん状のユニークなデザインのチャペルが見えます。てっぺんから新郎と新婦が別々の螺旋階段を下りてきて、海の見える広場で出会うような演出もできるとか。オーシャンビューの結婚式も素敵ですね。
今回は、美味しくランチを戴きましたが、レストランのレポートは長くなるので、また別の機会に。
本館のカフェに戻ってゆっくりしていると、陽が傾いていい雰囲気になってきました。
プールもライトアップされて海外のリゾートにいるような印象的な雰囲気に。
この日は、外国人の方もいらっしゃり、夕暮れのテラスで、英語と日本語で会話が交わされていました。品のいい方が多いので、学会か何かかなと思ったら、少し予想が外れました。東京から練馬のレクサスのお客様がご招待されていたようです。
暮れなずむ瀬戸内海をしばらく眺めて、ホテルベラビスタを後にしました。もちろん宿泊して一日のんびり過ごすのがおすすめですが、近くの方は日帰りでランチやカフェだけの利用も可能です。日常を少し忘れてのんびりしたくなったら、足をのばして訪れてみてください。しまなみ海道もすぐ近くなので、ご旅行の際にもぜひ。
ホテルベラビスタの公式ホームページはこちら。http://www.bella-vista.jp/
(注: 電車の駅から非常に遠く、不便な場所にありますが、福山駅や尾道駅からの無料送迎があるようです。)
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