エコハウスマイスター養成講座に参加しました
先週末、東京でエコハウス研究会の「エコハウスマイスター養成講座」に参加しました。全3回のうち今回は2日目。断熱や調湿機能のある「呼吸する壁」、太陽熱などの自然エネルギーを利用したパッシブソーラーについて勉強してきました。
20年前は、資源も安かったので、誰もエコなど気にしませんでしたが、時代は変わって、今後はなるべく自然の力を利用して少ないエネルギーで快適に過ごせる住まいが必要となります。エコな住まいの知恵や技術は、まだまだ初歩段階なので、各自が勉強して工夫することが大切です。
いろいろな勉強会に参加して思うのですが、専門家の先生は自分の専門しか分からないので、家全体の性能を考えられないということです。例えば、断熱の専門家の言うとおり高気密高断熱にすると、湿気が壁にたまって結露し、最終的には断熱性能が悪くなる。構造の専門家のアドバイスに従って構造用合板の外壁下地にすると、壁が呼吸できなくなり壁体内結露で木が腐ると家全体がもろくなるなど。やはり、家の性能は耐久性も含めたトータルの視点が大切なので、エコハウス研究会の丸谷先生のお話は勉強になります。
しっかり勉強して、長いあいだ安心して住めるエコな住まいを考えたいと思います。
Write a Reply or Comment