梅の花が咲きました(後楽園)
今年も後楽園の梅の花が咲きました。今年は暖冬で暖かい日が続いたので、例年より早く開花したとのこと。まだ寒い2月の立春の頃から咲いているので、春の知らせを告げるような花のような気がして、とても好きな花です。
現代では花見というと桜を思い出す人が多いと思いますが、奈良時代までは梅の花が主流だったようです。奈良の豪族は梅の花を愛でて、歌に詠んでいたんですね。平安時代中頃から桜の人気が高まり、後の時代に続いていったんですね。ちなみに、一般庶民に花見の風習が広まったのは、江戸時代の中期に徳川吉宗が浅草の隅田川の土手に桜並木を整備してからのようです。
普通は二月に咲く花だと思うので、まだ一分咲きから三分咲き程度。急に寒くなって寒波が来たので、しばらくはこのままかもしれませんね。見頃は2月上旬から3月上旬なので、訪れるのは少し先でもいいかもしれません。
ロウバイという少し黄色味のある種類の梅は、いまが見頃のようです。近くの方は、何度か訪れて変化を楽しむのもいいかもしれませんね。
スイセンの花も咲いていました。後楽園では3月上旬までが見頃とのことなので、あわせてご覧ください。
冬の後楽園も枯れた芝がいい色で季節を感じられるので、よかったら訪れてみてください。
Write a Reply or Comment