冬の尾道散策
ふと思い立って、久しぶりに尾道の街を散策してきました。朝ゆっくり岡山を出て、11時過ぎに尾道に到着。まずは港湾倉庫をリノベーションした尾道U2へ。ベーカリーレストランや雑貨屋さん、サイクルショップやサイクルホテルなどが入った建物です。
早めのランチで腹ごしらえして、海沿いを歩いて町歩きへ出かけます。気温は少し低いですが、日差しの暖かい散歩日和です。
商店街を通り電車の線路をくぐって、坂を上ります。最近は観光客も増えているからか、おしゃれなカフェもちらほら。
斜面の中腹には、古いアパートのビルをリノベーションしたLOGというデザインホテルがありました。設計はインドのアトリエムンバイ。普通のアパートのビルがどこかおおらかな南アジアのような少し不思議な空間になっています。ていねいにデザインすれば、特に凝ったディテールでなくてもいいんだなと感じました。 さらに路地の階段を千光寺公園の山の上へ向かって上ります。振り返ると、尾道水道や向島が一望できました。
山の中腹にある千光寺でお参りし、山の頂上の展望台へ。中階段を上って屋上に出ると、360度の大パノラマが広がっていました。向島の向こうにしまなみ海道の島々や四国まで見渡せます。
帰りは、ロープウェイで近道をすることにしました。30分くらいかけて上ったのに、下りは3分で山裾の駅に到着です。
ふたたび商店街を歩いて尾道駅方面へ。最近は、坂のあるレトロな街並みが人気で都会からの移住者が多いからか、おしゃれなカフェやベーカリーなどのお店が増えています。
明らかに移住者の方がやっていると思われる店もあれば、それに刺激を受けて地元の若い人や子育てが一段落した人が始めたようなお店も見受けられます。
ハイカラな銭湯も、食事もできるお店にリノベーションされていました。倉敷の街もいろんなお店ができて歩いて楽しい街に変わってきていますが、尾道も同じような変化が起こっているようです。ただ、都会的でおしゃれなお店よりも、レトロで尾道にあった雰囲気のお店の方が面白く感じられました。
最後は、夕日に向かって海沿いを歩いて尾道U2へ。冬の寒い1月だったからか、観光客も少なめで地元の方が多い落ち着いた雰囲気を楽しむことができました。京都などもそうですが、ゆっくり楽しむには、オフシーズンの方がおすすめかもしれませんね。
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