冬至
今日は今年の冬至。一年で太陽が出ている時間がもっとも短くなる日です。岡山では、昨日の夜から朝にかけて、めずらしく濃い霧が出ました。車のスピードを落として徐行しないと危なく感じるくらいだったのですが、おかげで夜露がおりて、冬の光がとてもきれいに反射するのが見られました。
太陽が上ったらきれいな青空が見えてきたので、建築現場の帰りに、後楽園と岡山城のまわりを散歩してきました。
今日は岡山城も青空に映えてきれいに見えます。岡山城の天守閣は下部が八角形で、安土城の天守閣に少し似た形なんですよね。石垣を造る前の地山の形を活かしたのでしょうか。
スワンボートもぽかぽかと暖かそうです。さすがに冬はあまり乗る人がいませんね。
最近は後楽園も個人旅行の方が多いので、自由に岡山城の方まで散策する人が多くなりました。昔は観光バスの団体客が多く、駐車場で降りて後楽園をさっと見るとそのまま帰ってしまうパターンが多かったのですが、じっくり見ていただけるようになったので、よかったなと思います。中国人や欧米の人も含め、外国人観光客も普通になりました。
冬は陽が弱いからか、明るく照らされているものを見るとうれしくなります。
後楽園から橋を渡った岡山城側の旭川沿いの散策路はとても気持ちがいいので、ぜひ歩いてみてください。1997年に、NHKの朝の連続ドラマ小説「あぐり」の撮影が行われたので、「あぐり道」の名前がついています。(主人公のあぐりと夫である吉行エイスケは岡山出身なのです。作家の吉行淳之介、女優の吉行和子の父。) いよいよ、また日が長くなり始めるのでうれしいですね。古代の暦では、陰が陽に転じる日で冬至が正月だったそうです。また、クリスマスももともとは冬至が起源で、ある年の冬至が25日だったからだとか。南瓜を食べたりゆず湯に入るのが習わしなので、よかったら試してみてください。
何年か前にゆず湯に入ったら、とてもいいにおいで新鮮な気持ちになりました。
http://allabout.co.jp/gm/gc/220635/
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