東京駅 丸の内駅舎
東京に出張した際に、東京駅を眺めてきました。数年前に改修が終わって、当初の設計通りに左右のドームが復元されました。レンガ造で有名な丸の内駅舎は、東京大学の辰野金吾の設計で1914年(大正3年)に完成しました。戦災で一度消失し復旧されたので、以前は台形型の三角ドームが左右に乗っていて、個人的には以前のデザインの方がモダンで好きだったのですが、最近の耐震化を兼ねた保存・復元工事で、シンボリックな当初の丸形ドームに復元されました。
駅舎の地下に基礎構造をしっかり造り、免震ゴムの上に煉瓦造の駅舎をのせて、地震で地面が揺れても揺れを伝えないことにより、耐震性の低いレンガ造でも地震に耐えられるようにする免震レトロフィット工法に改修されました。詳しくは鹿島建設の下記のサイトをご覧ください。
http://www.kajima.co.jp/tech/tokyo_station/index-j.html
国の重要文化財ではありますが、もちろん現役の駅舎として活躍中。ステーションホテルとして宿泊もできます。歴史的な空間に泊まるのも印象深い感じですね。
http://www.tokyostationhotel.jp/rooms/
駅舎の中に東京ステーションギャラリーもあり、アートにも触れられます。夜はライトアップされてきれいですし、東京に行かれる際には、ぜひ足を伸ばしてみるのもオススメです。
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