酒津公園に行ってきました
先週末は、倉敷市の酒津公園に行ってきました。高梁川が山の間を流れてきて、平野が開ける要の位置にあります。大きな貯水池があって、釣りや散歩をする人がいたり、水辺でのんびりできる空間が広がっています。
驚いたのは、用水路が何本も一度に出ていくところ。倉敷の平野部への一大配水工場といったところでしょうか。5~6本の用水がレーンになって流れ出していく様子は初めてみました!
よく考えてみると倉敷の平野部はほとんどが干拓地で、もともとは海だったところです。酒津の「津」は港を表しますし、周辺にも「青江」(青い入り江)、「川入」(川が海に入るところ)など、海沿いだったことを示す地名がたくさんあります。連島、玉島、水島など「島」のつく土地は昔は本当に島だったことを示しています。現在では酒津公園から海辺は遙か彼方なので、高梁川による堆積効果と江戸時代から続く人間の干拓や埋め立てによる努力は驚くべきものがありますね。そんなことを考えながら水辺でのんびりすると、酒津公園の魅力が2倍味わえますよ。
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