林源重郎商店に行ってきました
先日、久しぶりに林源重郎商店を訪れました。倉敷市美観地区の運河沿いのメイン通りから一本裏の筋にあります。倉敷駅から続く商店街を抜けて、アーケードを出たらすぐのところに建っています。江戸時代から続く製薬問屋さん(現在のエバルス)の建物をリノベーションして活用しています。(設計は古民家再生工房グループの楢村さん。)
1階を入ると器や小物、鞄など手作りのオシャレな雑貨がたくさん並んでいます。2階には、mt(デザインメンディングテープ)や倉敷頒布の鞄など倉敷で製造される雑貨や特産品のお店と北欧家具のギャラリーショップを兼ねたカフェスがあります。人気のYチェアなどいろんな椅子があるので、いろいろ座り比べをしても楽しいですよ。やっぱり椅子は実際に座ってみないと分からないので。林源重郎の展示室もあり、この建物の歴史や由来がわかってより楽しめます。 3階は三宅商店が運営している、手作りジャムとカフェのお店。この日はジャムの手作り体験教室を行っており、たくさんの女性が一生懸命取り組んでいました。 裏側には路地をはさんで、倉や古民家が建ち並び、お店や飲食店になっています。美味しいジェラートも食べられるので、表の建物だけではなく、ぜひ裏側もご覧ください。
15年前の美観地区は、倉敷川沿いに観光客向けのおみやげ物やさんが並んでいて「きれいだけど映画村のセットみたいだ」と言われたものですが、ここ10年で普段使いのできる手作り雑貨のお店や古民家カフェなど、地元の人が訪れても楽しめるエリアに変貌しました。林源重郎商店のオープンでその流れが一気に加速され、周辺にも手作りのパン屋さんや楽しいお店が増えているので、「もう長いこと美観地区に行ってないな」という地元の方もぜひ一度訪れてみてください。http://www.genjuro.jp/
Write a Reply or Comment